場所#4でワールドカップを見に行った人の話を聞く会をした

場所#4で、ブラジルまでワールドカップを見に行った人を招いて写真をプロジェクターで映しながら話を聞いた。お客さんはミリメーターの二人と場所#4を仕事場にしている人達とその知り合い、それと通りがかりの近所の方が一名。
話に夢中になり過ぎて当日の様子もメモも残さなかったので記憶に残った事柄の幾つかを感想を交えて書いてみる。

ゲストのmarbleさんが写真をアップロードしはじめている。当日はもっと沢山の写真を見た。

http://marble500.com/category/brazil/

ワールドカップを楽しむことと自国を応援すること

他国のサポーターと比較すると、日本は「自分の国を勝たせる為に頑張る」といった真面目で真剣な応援をしようと思っているのに対して、ベスト16に残れるか分からないような国の人達はお祭りを楽しもうと考えていて、勝っても負けても陽気。という話は面白かった。
負けても陽気というのは「何ヘラヘラしているんだ」と言われる光景が浮かぶけれど、一方で「楽しんで来てください」なんて声をかけたりすることもあるわけで、イベントに対するアプローチの違いというのはそれぞれだし、極端な話「日本が勝つことが第一」じゃなくても別に構わないんじゃないか、なんて思ったりはする。そんな風な提案が企業のプレゼンを通るとは到底思えないけれど。

派手な格好をする人が大勢いる中で、ユニフォームを着ているくらいじゃ全然地味で、もっと色々と用意していけば良かったという話を聞くと、やっぱりお祭りで、とにかく楽しもうという部分、日本にいると「サッカーで熱くなる人々」という分かりやすい図式として見せられるけれど、もっと脳天気で陽気なイベントなのかも知れない。
目立つ格好をしていると一緒に写真を撮ってくれと声がかかるそうで、その場で一気に人気者になれるそうだ。どこの誰だか分からなくてもそうなるとのこと。場合によってはサインを求められたりするそうだ。どこの誰だかわからないのに。

なんだ、渋谷のスクランブル交差点とそんな変わらないじゃんか。

イパネマの娘を書いた店でボサノバはかかっていない

「Garota de Ipanema」という店でアントニオ・カルロス・ジョビンはイパネマの娘を書いたそうだ。
ちなみにイパネマの娘というのはこういう曲。ボサノバを知らなくても聴いたことある人は多いと思う。

地元では「肉の美味い店」として知られているようで、店の壁には拡大された手書きのスコアが飾られていたり、ゆかりの写真が沢山飾ってあったりするけれど、それ目当ての地元客はいない様子。
ボサノバらしき音楽がかかっているわけでも無く、スコアを書いたとされている席も特別席になっている風でも無く、客はサッカー中継に熱狂していたりしているという、ごくごく普通の地元の店。

商売っ気が無いのか、ボサノバがそこまで現在のブラジルの中で重要なものでは無いのか、よくわからないけれど、特別有り難い存在では無い模様。

日本でも世界に誇れるモノと外国人が楽しみにしているモノが必ずしも一致しているわけでは無いので、なんてことは無いところに大挙して外国人が押し寄せても「変わってるな」というのでは無く「そういうものなのかな」と思うのが普通な感覚なのかも知れない。日本人も外国で似たことをしているのかも知れない。