昭和生まれ

30年前の1月7日は昭和が終わった日。2019年1月7日をもって昭和生まれの20代がいなくなったことになる。
団塊ジュニア世代の自分にとっては何だかよくわからない10代を過ごしていて、振り返って思えばこの年にイカ天が始まってバンドブームが盛り上がっていくんだなあなんてことを考える。

当時レピッシュというバンドが好きで、彼らのアルバムにTime Slipという曲があった。

時代が変わるタイミングで生まれた子が病気で留年して年下の同級生に揶揄されるという歌。https://petitlyrics.com/lyrics/34064

当時の自粛ムードは今でも言われることがあって、Time Slipも元々は昭和生まれという曲だったのがアルバム収録で直されている。一種の自粛。今なら言論の自由に反するということでレコード会社は炎上しているのかも知れない。
後で出たライブアルバムでは昭和生まれとして収録されている。

はっきりと「僕の生まれた年の終わりに昭和が終わり」と歌っている。

しかも彼らは当時1月7日にライブを予定していて、当然それは順延になった。後日、振替で行われたライブの1曲目は昭和生まれだったそうだ。

特別、政治的なメッセージがある歌ではなくて、どちらかというと星新一みたいなSFなんだけど、ちょっとした歴史にリンクして記憶に残るというのは面白いなあと思う。
ちなみにフロントメンバーは10代の頃、意味を分からないでスペシャルズのネルソン・マンデラを歌っていたらしい。

ネルソン・マンデラが誰か知らなくて英語も特にできなければネルソン・マンデラって人は自由人だなんて思うのかも知れない。後になってあんな楽しい曲がネルソン・マンデラ解放しろって歌だと思わなかったと言っているけど、そういうのでも平気なのが音楽の強さ。

今年4月までに生まれた子供は平成生まれになるので、似たようなことが起きるかも知れない。