異なる地域から人が訪れる吉祥寺2021-06-30
吉祥寺は平日でも遊びに来る人や移動の途中に立ち寄る人が大勢いて時間をずらしたランチでも明らかに近所の人では無い会話が耳に入ったりする。黙食しようという話は別として。
最初の緊急事態宣言が出た頃からほとんど電車に乗らなくなった。
ごく稀に会って打ち合わせしましょうなんて言われて出向くと久しぶりなのとマスクで知ってる人なのか一瞬分からないなんてコントみたいなことが起きたり、ついうっかり「何ヶ月ぶりかに電車乗りましたよ」なんて遠回しにリモートじゃ駄目なんですか?と抗議している風に聞こえることを話してしまったりする。
びっくりするくらい電車に乗っていない。
三鷹市と武蔵野市、たまに歩きすぎて杉並区や練馬区に行くくらい。
それで何とかなるのが都会暮らしの良いところではあるけれど、他所から来ている人達が話す違う場所の話、なんていうと旅行者みたいだけど、上野や現代美術館だとか渋谷や恵比寿だとかテレビや雑誌でおなじみの場所の話でさえ、そういやもう随分ご無沙汰だなあなんて気持ちになる。黙食しようという話は別として。
パブリックビューイングとジブリ美術館2021-06-20
井の頭公園で予定されていたパブリックビューイングは無くなったようだ。
井の頭公園などのパブリックビューイングを中止、集合型ライブサイトはワクチン接種会場に 小池都知事
https://times.abema.tv/news-article/8663071
武蔵野市は反対を表明していたけれど三鷹市はしてなかったようだ。
武蔵野市パブリックビューイング中止要望 都知事「確認する」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210607/k10013071511000.html
このNHKの記事にある井の頭公園の空撮写真にパブリックビューイングの予定会場が映って無いというのが面白いところ。
実際どこで開催されるのか知っていた人がどんだけいたんだろうかなんて思う。そういうとこまで知って考えを表明するような文化がSNSには根付いてないことは知られていて、それがしばしばネットプロモーションに利用されたりすることも知っている。
だからなんだという話だけど。
場所は玉川上水を越えた陸上競技場のところ。平昌オリンピックのパブリックビューイングも開催された。その左下にはジブリ美術館がある。テニスコートの隣だ。
ジブリ美術館は6月2日から営業が再開している。
ジブリ美術館は1日最大2,400人で交通の案内も三鷹駅からしか無いので吉祥寺駅からの人の流れが増えることは無視できるんだと考えれば今回のこととは関係無いことだ。マンマユートの紙袋を持っている人だって吉祥寺では滅多に見かけない。吉祥寺からジブリ美術館になんて行かない。手前の陸上競技場はそうでもないだろうけど。
三鷹市は「となりのパブリックビューイングは反対するのにジブリ美術館は営業するんですね」なんてチクチク言われることを考えれば、公な声明は出しにくかったのかなあ、なんて想像する。
そもそもジブリ美術館のとなりでパブリックビューイングがあるなんて知っている人がうんと少なかったはずなので、そういう風なことは内々の理論なだけかも知れない。もしくはその辺一式をまとめた上であたかも大事件のように書いてみせるなんてことを考える意地悪なところがあったのかも知れない。パブリックビューイング中止にならなかったらその手を使う予定だったのかも知れない。
全部「知れない」の話。だからなんだという話だけど。
パブリックビューイングにまつわるゴタゴタは最初、代々木公園の枝の剪定云々の話からのスタートだった。その時は井の頭公園に言及されることはあまりなかった。ただただ自然に手を入れるのはどうなんだという話だった。代々木公園は剪定されただろうけれど井の頭公園の陸上トラックは草が結構生えたままだ。
代々木公園の五輪ライブサイト中止だが 樹木36本の剪定もう終わっていた
https://www.j-cast.com/trend/2021/06/03413075.html
今思えばパブリックビューイングしてる場合では無いだろうという話だけで十分だった気もする。
そんなこんなでちょっとだけ踏み込んで考えると色々面白いですね、情報は大事ですね、というお話。
ジブリ美術館はオリンピック期間中も普通にやっている模様。