10月31日(月)2016-10-31
10月29日(土)吉祥寺のハロウィンは平日の親子のもの2016-10-29
暖房をつけたら随分快適になった。もう寒いのが普通。伊勢丹のところのLED藤棚はまだ点灯していない。
渋谷がハロウィンで大変だなんて話題でもちきりだけど、考えてみれば平日に親子連れの仮装がちょっと大勢いるくらいな吉祥寺は週末の混雑はあるもののその程度で済んでいて助かっているんだなあ、なんて思ったりした。
吉祥寺アニメフェスティバルは始まったばっかりの頃コスプレパレードをやっていて、ここぞとばかりに頑張った人達が駅前に集まっていてそれなりに大変な景色だった。チェブラーシカみたいなマイルドなヤツじゃないコスプレ。
コスプレをするとなりきることが大事ということなのか気持ちが大きくなるというか、普段そんなにハッチャケないよね?みたいな感想が出るような行動をとってしまいがちなのは、それはコスプレだけに限らないファッションが持つ魔力のようなものだったりするわけで、そういう視点でアパレルの人達はこっちにももっと来ないかなあなんて考えているのだろうか。
10月27日(木) 秋晴れ2016-10-28
一昨日、昨日、今日で毎日寒かったり暑かったり秋っぽかったりと気温が変わる。ハロウィンは今週末がピークだけど吉祥寺はなんとなく落ち着いたというかクリスマスの準備が分かるようになってきて、どっちにしても冬になってきるんだなあ、なんて気持ち。
東急の通りのフローズンヨーグルトの店だった場所は一年保たず夏前に閉店してしまい、夏が落ち着いてから改装が始まって今日から靴屋としてオープンになっていた。たしか去年の秋口から始まった店で、最初は「ここは何の店になるでしょうか?」みたいなポスター貼ってたりして期待もたせてた割に、結局一番フローズンヨーグルトが食べたい時期にテナントが入っていない建物になっていたというのが、なんとも甘じょっぱい感じで、もう2ヶ月くらいなんとか頑張れなかったのか、という気持ちにはなる。色々な事情があるのだろうけど。
10月26日(水) 寒かったり暑かったり仮装したり2016-10-26
昨夜は寒くて仕方がなったのに朝になったらいい天気で日差しが暑かった。日陰は涼しくて快適で、それはそれで今の季節としてはちょっとおかしい。昨日はシャツの上に一枚羽織ってもよかったのが今日はTシャツでも平気だった。
吉祥寺は本格的にハロウィンイベントが始まって、仮装した子どもたちと、ちょっと仮装したりした親が大勢いた。10年くらい前は幼稚園とかで「ハロウィン風の帽子を紙で作ってみよう」的なことをしたっぽい荷物を持った親子を見ることが多かったけれど、今では既製品のとんがり帽子やマント、あと何故かスーパーマンや白雪姫のコスプレセットな子どもたちが大勢で、そりゃ経済効果があるなと思った。マイケル・ジャクソンの仮装した子供も見かけたけど、もういっそ目立った格好したら勝ち、みたいな本来の意味完全無視な方向にグイグイ進んでいって欲しいと思う。ピコ太郎の格好も今ならまだ間に合うし、やったらヒーローだろう。
10月24日(月) クリスマスイルミネーションの準備が着々と進む2016-10-25
藤棚みたいになっていた。まだ点灯していない。ハロウィン終わりの来週からか。
日々こうやってちょっとずつ変わる景色を観察して勝手に感想を書いたりケチつけたりするのは楽しい。
「アート」と呼ばれるものを教養だとか特別な存在にすると「都市とアート」や「日常とアート」なんてお題目にできて都合の良い分野の人もいるんだろうけれど、社会全体で見ると大損してるんじゃないかな、なんてことを考える。藤棚みたいにLED照明下げて光らせて見るのだってアートじゃないか。しかもまだ光ってない、なんていうヘンテコな光景を作りだせるなんて、結構な冒険だ。
ミリメーターとANOHATA GALLERYの告知について話をした時にも触れていた、アートを買うという話が今売りのBRUTUSでも特集されている。
- BRUTUS(ブルータス) 2016年 11/1 号 [現代アートと暮らしたい! ]
関係者の座談会でも投資目的の話があったり、作品が値上がりすることは経済的な意味の他にももう手に入らなくなる、逆に自分のコレクションの価値があがる、なんていう、よくよく考えれば人間という生き物の本質にすごく近い事柄が説明されていて、これは高尚な存在だということにして隔離しておかないとマズイと思う人達がいるのかも知れない、なんていう意味不明な陰謀論が勢いで浮かんだ。まぁそんなややこしい話じゃないとは思うけれど。
偶然だけど丸尾末広さんもそれに似たようなことをツイートをしている。
私が売っぱらったこの絵が、巡り巡って大英博物館に所蔵されました。すごいね。
元は後楽園のお化け屋敷のポスター絵でした。 pic.twitter.com/msohy41E2h— 丸尾地獄 (@maruojigoku) 2016年10月23日
- ANOHATA GALLERYで実際に街灯にかけられた作品は現在も http://mi-ri.com/anht/#catalog で販売されている。
すべて大橋裕之の直筆で描き下ろしの作品。1枚10,000円。
大橋裕之さんの作品も、将来値上がりしたり、どこかの美術館や博物館に飾られることになるなんてこともあるかも知れない。
10月23日(日) 公園を流して階段ノ上ノ食堂でお昼2016-10-23
井の頭公園の井の頭100祭をフラフラ流す。池でとれた外来種のアメリカザリガニやワークショップや普段の土日もやってる露店を眺める。吉祥寺のハロウィンやアニメや猫祭りとはまた全然ちがうイベントで言ってしまえば地味なんだけど、でも井の頭公園でフワッとやるイベントならこのくらいな感じが丁度いいかも、なんてことを思う。
その足でGALLERY KAIの猫の切り絵を見る。これは猫祭りに関係しているっぽい。井の頭公園から上がってすぐのギャラリー。
井の頭通りを渡って階段ノ上ノ食堂でお昼。海鮮丼なんだけどご飯を桜えびの炊き込みご飯にして定食風にしてもらう。写真は無い。階段ノ上ノ食堂は手書きのチラシにも書いてあるように少し値段が高い。海鮮丼のご飯替えで1900円。その値段に見合うだけのものでやっていると納得できるものだし、吉祥寺休日ランチ価格の範囲からは外れるからそれで敬遠する人達は来ない店なんだと思うと客層が絞られるので快適だとも言える。ゆっくり食事が味わえる。
10月21日(金) 井の頭公園の不思議な景色2016-10-21
見慣れた景色が何かおかしい。白い紙のようなものがいくつも立っている。堤幸彦のドラマなんかで見るような奇妙な光景。
実際は地元の子どもたちの塗り絵が飾られていたのだけど、アクセントに風車立っているのが奇妙さを際立たせているのでは無いか。
10月20日(木) 気温は高めだけど夜になって風が出て少し寒い2016-10-20
ハロウィンが終わると年末の用意が始まることが予告されているかのように駅前のイルミネーションの準備がじわじわと始まっている。
先日、何日か続けて立川のららぽーとに行くことがあって、普段大きなショッピングモールに行くことが無いので新鮮だった。以前ミリメーターが説明していた吉祥寺とショッピングモールの構造の類似性も実際感じることができた。あの規模の敷地に大きな施設を作れるとなると「住みたい街」の幻想はどこまで行っても幻想かもしれないけれど、その需要を実現するための青写真として必要なのかも知れない、なんてことを考えた。
ひるがえって吉祥寺駅前のイルミネーションは、ショッピングモールの入り口でお客様を待ち構えてる大きなアートオブジェであり、なおかつイベントを行うための装置なんだとすると、そりゃタイミングを逃しちゃいけないよね、なんてことを考えた。世の中、金と退屈でできている、のかも知れない。
ミリメーターとANOHATA GALLERYの告知について話をした2016-10-15
昨年2015年11月28日から約一ヶ月開催されたANOHATA GALLERYの主に告知の方法について、主催者のミリメーターと話をした。
ANOHATA GALLERYは、作品を建物内に展示するのではなく、街灯のバナーとして作品をかけ、いつでも誰でも見られるような展示をする試み。今回は漫画家の大橋裕之の描き下ろし16作品を井の頭公園通り商店街で展示した。
-ANOHATA GALLERYの告知は主にWEBでしたね。
ミリメーター(以後ミリ):そうです。FacebookとTwitterでやっていました。メールなどではあまり宣伝はしてません。WEB以外だとチラシを作って100部くらい配ったかな。それと吉祥寺の書店、バサラブックスやブックスルーエに30部づつくらい置いてもらいました。
-コロカルには掲載されましたが、その他でプレスリリースをメディアに送ったりしましたか?
ミリ:主にカルチャー系メディアに送りました。大橋さん経由でも幾つか送ったのですが、それとあわせてもほぼ掲載されませんでしたね〜。新聞社の地方版担当の方にもお知らせしたのですが、これもまた掲載はされませんでした。新聞に載ると地元の人にも伝わりやすいので、取り上げて欲しかったのですが。WEBでの情報拡散と新聞掲載で地元の人へのアピールをもくろんでいました。
-事前の告知手応え、集客につながったみたいなことはありましたか?
ミリ:集客そのものはそんなに期待していなかったんです。
-「集客」という言葉があてはまらないようなイベントではありますね。
ミリ:ここ(商店街のなかにある場所#4)に展示していなかったですから、展示物と施設の関係性はわかりにくかったかも知れません。ギャラリーで展示をやったりすると、週末には結構な人数が来るじゃないですか。そういう見て回る経路としてここが無かったので、人の流れをカウントは出来ませんでした。見に来ている人がいるといえばいるという。
-その辺がわかりやすいイベントではなかったですね。
ミリ:一方で面白かったのはTwitter上でエゴサーチしていると、ちらほら様子をアップしている人達がいました。最初は告知に対する反応やオープニングイベントに対する反応で、それからジョギング中に偶然気づいたり、最初は大橋さんの作品だと気づかないでツイートしていたり。
-街ネタとしての面白さはありますよね。なんだこれは?という。
ミリ:大橋さんの事をご存知でも、ANOHATA GALLERYの画が大橋さんだとは気づかないで後になってから気がつくみたいなことが起きたり。通りがかりの人や、子供を乗せた自転車のお父さんが見て回ってたりなんてこともありました。また、場所#4では大橋さんの書籍を並べて販売してみたのですが、その売れ行きは結構よかったですね。
- 太郎は水になりたかった 2
大橋さんの著作の販売は結構よかった。最新作は当初用意した分が会期中に売り切れたので、追加した。
-集客のカウントでは無いですが、物販としての数字は見えたと。
ミリ:場所#4の収入にはならないのですが、協力いただいたブックスルーエの方とは「今後の展開考えましょう」なんて話をしました。
-もっとこうしたかった、こうしたいみたいなことはありました?
ミリ:技術的な問題からいうと、バナーのサイズ(約60cm×90cm) に文字を書くのは大変みたいでした。文字を入れるとなると実際のスケールから画の中に置くサイズを決めるのが難しかったみたいです。題名やキャプションは別にして電柱の下のところに貼ったりした方が分かりやすかったかもしれないです。
-ギャラリー的な見せ方ですね。
ミリ:商店街の人にはそれも許可をいただいていたのですが、そこまで手が回らなかったですね。あとチラシはもう少し配りたかったです。チラシは足を使って配らないとならないじゃないですか。それと比べたらWEBの告知は楽ですしそれなりに反応があったりするんですよね。いいね!がついたりして。
-WEBの方がやった気になりやすいですよね。チラシは反応がすぐに返ってくるわけでも無いですし。
ミリ:WEBの反応は届くべきところに届いているかちゃんと見なきゃですね。大橋さん自体がアート系にも人気はあるのだろうけれど、実はそこまで分かりやすくセグメントにはまっているわけでも無さそうだというのが、やってみて分かったような気がします。ミリメーターは建築が専門ではありますけど、カルチャー寄りというか、メインストリームでは無いと思っているのですが、大橋さん界隈をこの期間中観察していたら、自分達とはまた違ったカルチャーの世界があるなと。サブカルというか、サブカルといってもさらに細かくセグメントがあるなと。もしかしたら屋外に展示してもアクティブに見に来てくれるようなファンがそれほど多くは無いのかもしれないとか、もっとインドアな人達に支持されているのかもとか、ここ(場所#4)の中まで入ってきてくれるような人はそう多くは無いのではないか、とか。ここの前で、行ったり来たりして、入りたそうにしている人がいたりしましたからね。
-ミリメーターが何かやっている、といった評判や反響みたいなものはありましたか?
ミリ:僕の知り合いや業界からの反応があまり無かったんですよね。それはびっくりしました。デザインとかアート界隈の奴らは大橋さん絶対好きなはず!という予想が裏切られた(笑)。
-ミリメーターが普段から言っている「都市のハッキング」そのものみたいな企画だと思ったのですが。
ミリ:10年くらい前から考えていた企画ではありますが、事例としては他でもすでにやっているんですね。なのでそこまで目新しくはないのですが、今回は著名な作家のソロで手描きの作品だという特徴はあったと思います。
-そうなると調子にのって次に行こう!といったモチベーションにはなりにくいですね。
ミリ:仕組みから考えないとかなぁと思います。たとえば地方銀行や屋外広告業とのコラボですね。あともう一つあるのは「売れなかった」ということなんです。あんまり売れなかった。大橋さんの画が欲しいと思う人がもっといると思っていたので、ショックでした。美術コレクターらしき方が結構早くに連絡してきたので、これは行けるかなと思ったのですが。みんな高く値付けしたほうが良いって言うし。大橋さんからは「前にギャラリーで展示販売したけど、怖くて5千円にしました」みたいなことを言われていて、そんなことは無いと思っていたのですが。
- ANOHATA GALLERYで実際に街灯にかけられた作品は現在も http://mi-ri.com/anht/#catalog で販売されている。
すべて大橋裕之の直筆で描き下ろしの作品。1枚10,000円。
-もしかしたら買ってくれる層へのアプローチが弱かったのかも知れないですね。
ミリ:売り方の告知が小出しになってしまったので、それはあるかもです。それと画のサイズが大きすぎるとは言われました。日本の家のサイズだとちょっと大きい。小さめのサイズで原画展を場所#4で開催しつつANOHATA GALLERYをやる、みたいなやり方もあるかも知れないですね。
-大橋画伯が今後ブレークしたらすごい価値になりますよね。
ミリ:もうブレークしてる方だとは思いますが、あの大きさだと将来かなり高額なものになるかもしれませんね(笑)。
10月14日(金) まだ秋かもう冬か2016-10-14
しばらく天気の悪い日が続いていたのが、ここ数日はなんとかなっている。降り出しそうな雲があるような気がしても結局降らなかったり。今週末は久しぶりに土日とも晴れるらしい。やっと秋晴れの週末になる。
吉祥寺は去年に続いて、アニメとハロウィンと猫のイベントが並行して行われるようで、さすがにちょっと盛り込み過ぎなんじゃないかね、という面白さがある。それぞれがそれぞれに活性化を謳ってたりするのを眺めるのは楽しいし、なんだか陣取り合戦みたいな感じもする。お店をやっていると協賛のお願いがバラバラに来るのかな?とか。
10月4日(火) 台風がまた来るらしい2016-10-04
明日からまた雨になるそうだけど今日は暑い。まだ半袖で全然問題ない。
サトウのメンチカツは観光スポットとして結構メジャーになっていて、朝一番に買いに来るような人達もいて、そんなに朝からメンチカツとか若いですね、なんて思ってしまったりする。朝はお粥かな?とか。手軽に食べられるし味も想像つくし行列するといってもそこまでじゃないし駅からすぐだし、イベントとしての気軽さは結構なポイントだなあなんてことを思ったりする。いつくらいから今みたいなポジションになったのだろうか、今度むかしのHanakoを遡ってみよう。
10月2日(日) 秋晴れだけどまだ暑い2016-10-02
久しぶりにいい具合に晴れた日曜日。
これからまた台風がくるらしいなんてこともあって大勢の人が外に出ていた。みんな考えることは同じ。
吉祥寺は住所に「吉祥寺」とついているところでも結構な住宅街が多く、どこも結構な距離を歩く。
吉祥寺北町は南北に延々まっすぐな道が続いていて会社や学校に通う人はここを毎日往復する。慣れればなんてことは無いのだけど、慣れるまではどんな風に感じるのだろうか。あと帰りにお腹が痛くなったり、もようしたりすると結構なピンチになる。数年に一回くらいある。
そういう街に住みたい人がまだまだいる設定が続くらしい。