5月30日(火) 6月上旬リニューアル2017-05-30

プチロードはもう何度目か分からないあの場所のお店のバッドエンドと、バウスの下からコピス地下を経由したクレープ屋さんが開店したと思ったらその隣がお葬式関係の所というなんともグルービーな並び。一番向こうには相変わらずなココマルシアター。6月再オープンらしい。

中道通りのカーニバルも6月上旬リニューアルでガッツリ工事していた。こんな状態から6月上旬に什器や商品をならべてオープンできるのはすごいなーと、進展無さそうなココマルシアターと較べて思う。映画館と食品や雑貨のお店じゃあ単純に比べちゃ駄目なんだろうけど。

駅の隣にずっと廃墟同然のビルがあった吉祥寺だから、塩漬けみたくずっとシャッターおりてる映画館予定地であっても別に構わない気もする。クラウドファウンディングなんかで利害が生まれた人にはそうも行かないのだろうけど。

5月23日(火) 暑いのと夕方から風が吹く2017-05-23

何日か連続で夏みたいな暑さで、Tシャツ1枚でも全然平気だけど日差しを避ける意味でもう一枚羽織った方がいいかもくらいの極端な気候の変化。
夏と違って熱がこもっていない分、暗くなってから気温がさっと下がる。それの影響か随分強い風が吹いていた。もう少しそよそよ吹いてくれれば過ごしやすいんだけど。全体に弱めでお願いしたい。

都市計画なんかとは別の時間軸で店が終わったり閉まったりすると歯抜けのような感じになったりして、あのタイミングで全部まとめてやっちまえばなんて他人は思ったりもするけど、そういうわけに行かないのが世の中だ。南口もちょっとずつ変わってきていて、きっとこの辺は将来的にバスロータリーになるんだろうけど、それが実現する頃にはバスは無人運転になったりタイヤじゃない何かで走ったりするのかな?なんてことを考えたりする。まさか今時バスが来る度に人をどかす専属の警備員が1日ずっといるなんて想像つかない人は大勢いるだろう。

ゲスの極み乙女。 達磨林檎2017-05-11

12月発売予定が延期になったアルバムがやっと出た。およそ半年延びた。
一昨年の暮れは紅白歌合戦に出て、新しいアルバムに武道館公演にと順風満帆だったのが、スキャンダル報道で一気にグチャグチャになってしまった。そんな中で作られた全部未発表曲のアルバムは、フェイクなのかも知れないけれど一連の騒動を想起させる歌が多くて、苦しい時間を創作活動にあてていたのだろうかなんて勝手に想像してしまう。そういう時にこそ歌はうたわれるもの、創作にむかうもの、なんて決めつけてしまうのもどうかと思うけど、でもそういう面は確実にあったんじゃないだろうか。問題になった中心人物は作詞作曲プロデュースを手がけているけれど、それについていったバンドメンバーやスタッフも大変だったろう。打ち込みを増やしてみたり、複数の女性ボーカルを入れてみたりと新しい試みも取り入れていて、それでもちゃんとゲスの極み乙女。のアルバムとして成立させている。あったかどうか分からない苦悩も含めて、ちゃんと新しいアルバムを作り上げたことはスゴイことだ。

こんな曲をまだまだ騒動が落ち着いていない時期に世に出そうと思っていたのだと思うと、延期になったのは結局良かったのかも知れないなんて考えてしまうけど、それは自分の中にある社会規範だとか正義だとか、自分はいいけど他の人はどうかな?なんていう無責任な社会を作り上げる手段、そういう部分を刺激するという意味でとてもロックだ。ゾクゾクする。

色々なことがあった。
大衆芸術とテレビを中心とした芸能経済との軋轢、たとえ大衆向けだとしても存在する芸術分野への不理解や勘違い、SNSに代表される不必要な意見表明の大きな波や新しい社会。人をバカにしたような名前のバンドが起こした騒動は捉える人によって見え方は随分違うものだけど、たいていの人の人生には大きく関わってはいなくて仮に不快であったとしても「無視すれば良いじゃないですか」ですまされる話だ。
Awesome City Clubのメンバーが言葉を選びつつも相当のんきな事をツイートしていてとても印象的だった。

自分達がやっている活動の範疇から色々なものを飛び越えてしまった状況についての感想だと思うと、見えている風景が違うことがよく分かる。そして飛び越えてしまった人達の心象もきっと全然違うものだろうし共有することは無理なんだろうということも想像できる。知らなくても良いことだし、それを勝手に考えて勝手に怒るみたいな趣味の人達がいることも理解する。今はそういう時代だ。

5月9日(火) 死んでしまった象を惜しむのは分からないでも無いけれど2017-05-09

駅前の喫煙所になっている所に「象のはな子」の銅像が出来たのは知っていたけど、まさか通路に名前がついたとは。
元々ある「南北自由通路」でさえフワッと認知されているか微妙なところに愛称までつけてしまって「機動戦士ガンダム」みたになっているけど、結局「駅の下の南口に出るところ」みたいな呼び方のままで定着しないだろうなって思う。
なんでもかんでも象にあやかるのもどうなんだろう。普通に地方のまちおこしみたいだ。吉祥寺はそんなにアピールするものが無いのだろうか。もしくは元から無いんだけど、あるような幻想があるのかも知れない。だとしたらもっと象推しで行くべきなのか。

5月6日(土) LAST WALTZのアナログ盤2017-05-06

world’s end girlfriendの最新アルバムのアナログ盤が届いた。
発売日にタワーHMVユニオンに行ったけれど置いてなくて、そもそもこれはJ-POPじゃないな、テクノでももちろんロックでもないな、という扱いにくい代物で、手に入らなくなる前に注文しなくちゃと思いレーベルから通販した。PAYPALで簡単決済。
JIANG ZHIの燃える花のアートワークは、よく言われる「ジャケットが大きいのでデザインが良いとアナログで欲しいと思う」そのままで、レコードの音のあたたかさとかよりも、自分の家に飾る為に、生活の中に置くために買った。音ももちろん聴くけど。

ノイジーなギターや暴力的な電子音と美しいストリングスやピアノやコーラスが不思議なバランスで組み合わさった、きっと日本にしか存在しない音楽。オリンピックの開会式はワールズ・エンド・ガールフレンドにやらせてみてはどうか。