吉祥寺の今を楽しむ気持ちが大事2020-07-16
ここしばらく吉祥寺ではジブリ美術館のお土産買った紙袋を見ない。マンマユートのやつ。
ジブリ美術館がやってないんだから当たり前なんだけど、以前は普通に目にしていたわけで、結構な人がジブリ帰りに吉祥寺を歩いていたんだなということが分かる。
新型ウィルスの騒動で人の移動に制限がついて観光地や外食のお店は大変なことになって、吉祥寺でも色々な店が閉まった。ジブリ美術館目的の外国人はほぼすべてストップして、そういう外国人くらいしか事情を察しないから寄らないだろうなと日本在住なら感づいちゃうジブリ関連グッズのお店も閉店した。そうでなくても丸井だってドラッグストアだって中国方面からのお客さんアピールしていたわけで、そういうのがパーになってしまった。
ということを踏まえて蒼龍唐玉堂の隣のATMだったところがガラス張りのIPPUDOになることを考えると、なんだちっとも懲りてない人もいるじゃんよ、なんて風に思ったりする。一風堂あるのに、わざわざインバウンド狙いだろう本家本元、日本のIPPUDOですよ!みたいなお店を隣も斜め向かいもラーメン屋な場所に(そういや隣の古城会館にも中華屋がある)作ってるのが今の吉祥寺っぽい。
選挙はごく簡単な事業2020-07-02
自宅から事務所までの間にある選挙看板は場所的に通る人が限られるので実はあんまりポスターが貼られていない。いわゆる有力候補者としてテレビに取り上げられる人でも貼ってなかったりする。3段目はまったく貼られていない。
国民主権党が自分たち用にまとめたマップのページが参考に武蔵野市を見るとこんな感じ。
黒が貼り終えていて、青がまだということらしい。更新忘れなどもあるとしてもこれは大変な仕事だ。たいした人通りの無いところは後回しになるのも分かる。
実際にやることを想像すると
1.ポスターの手配をする。
2.貼ってくれる人を集める。
3.貼ってくれる人に貼る場所と貼り方を伝える。
4.立候補者が届け出る。
5.受付の番号を貼る人に伝える。
6.みんなで頑張って貼る。貼ったら連絡する。
という流れになると思うのだけど、これをできるだけ短い期間でやらないといけないとすると、それなりの人数だったり組織的な準備が必要になる。お金をかければ済む問題では無いし、きっとお金あんまり使っちゃいけないルールだ。そうなると経験者がいるところが強いし、公認だとか応援だとかで政党がつくというのは随分有利になるのだろう。
ポスター貼りが出来ればいい政治が出来るということでは決してないけれど、何かしら準備して実行するということの一つの実例として、ポスター貼りだけでも色々大変ですよね、という気持ちはある。IT系の人は看板を電子ペーパーにしてしまえば即座に表示できるでしょうにとか思ったりするけれど、それはそれで保守どうするんだっていう面があったりして、とにかくどこまで行っても実務があるし、選挙は最終的にそういう諸々の実務を計画決定遂行するための何かを選択するものなんだなあ、なんてことを思う。今回の選挙で選ぶのは知事なので多少実務から遠そうではあるけど、それでも計画内容が実務全然無理じゃんみたいなのを通しちゃうような人だと辛い。