バーニングパンダちゃん
http://banipan.seesaa.net/で、公開されている。
今回つくるTシャツのキャラクターである。
懐疑的なキャラクターや、バーニングホースが登場する。
トリバタケハルノブさん(以後 トリハルさん)のキャラクターでTシャツを作ってみたらどうだろうか、と考えて、相談してみたら快諾していただけた。できあがりが楽しみだ。
トリハルさんのブログでは、バーニングパンダちゃんTシャツ製作体験記が、でスタートしています。
是非チェックしてみてください。
また、Tシャツお申し込みページも用意できました。こちらも是非チェックしてみてください。
トリハルさんとのお話、最終回の3回目は主にトリハルさんご自身についてのお話です。
ということでお話の続き、スタート
―トリハルさんの描くマンガは、世間をトリハルさんというフィルターを通してうまく描いてると思うんですよ。
トリハル:ありがとうございます。
―「バーニングパンダちゃん」の懐疑的なキャラクターとか。人間、誰しもが多少は持ち合わせている部分だと思うんですよね。
http://banipan.seesaa.net/で、公開されている。
今回つくるTシャツのキャラクターである。
懐疑的なキャラクターや、バーニングホースが登場する。
トリハル:「バーニングパンダちゃん」では、展示に向けて急いだ部分もあるので、ちょっと飛ばしているんですが、バーニングホースのエピソードを、もう少し細かく書きたかったですね。
あのキャラクターは、才能とか熱意のようなものなんですけど、そのせいで孤独だった彼が同じような人達が大勢いる場所を見つけて、落ち着いちゃって駄目になっていくという部分なんかをもっと掘り下げたいです。
―トリハルさん、そういった人間の気持ちの矛盾みたいな部分、好きですよね。
トリハル:好きですね。すごく張り切っていた人が、面白くなくなっていく感じとか好きですね。興味深いです。わかったようなことや、悟ったようなことを言う人が好きです。
―(笑)
トリハル:そういう事を言っていた人が、それを上回る人が現れたら、脇に押しのけられちゃって「俺も昔は…」みたいな感じになってしまうような感じとか。
―そういう視点、あってはならないものじゃないですけど…
トリハル:そういう人を見て「ざまぁみろ!」って感じではないんですよ。もう少し離れた視点で見たときのおかしみというか、そういう人もいるよなぁと感じるというか。世の中そういうものだよなぁとか。
自分の気持ちの中でも、若い頃は「東京に行って、俺は頑張って!」というのがあったのですけど、いざ、東京に来て見たら、何でもなかったという。
―憧れだけの部分があったなと。
トリハル:憧れている面も大きかったし、自分もたいしたことなかったわけだし、想像していたような実力だけの世界じゃないところを見ちゃったりとか。実力+αなんですよね。
―「バーニングパンダちゃん」コピー&ペーストがメインで作業できるという話は、面白いと思うのですが、一方で、ありもの素材を集めることでそこそこの見栄えの物が作れたりで、一体何が創作なんだろうと思う面もあります。
トリハル:誰もが出来るようになるというのは、良いことだけじゃないかもしれないですね。
アルバイトで入ったデザイン会社でマックを使っている時、それよりも昔、製作仕事をしていた人オジサンから「昔はカラス口で線を引く練習をして…」みたいな事を言われていて「だからなんだよ」思ったんですけど
今度は、自分達がそっちの立場になって行くのかなぁとも思ったりします。
―今ある仕事も、いつまでもあり続ける仕事では無いですしね。
トリハル:ブログで手書きっぽいマンガを描き始めたのはそういうことを考えだしたからかもしれないです。マンガはより自分が表現しやすいと思っているんです。イラストレーターとして埋もれてしまいそうな危機感もあるし。
せっかくブログで描くんだから、今読まないと駄目なタイムリーなものを描きたいですね。こんなものを買ったとか、体験記とか、後で読めばいいやってならないものを描いていきたいですね。
―人それぞれ感じ方も時代によっても違うから、描ける人にはどんどん描いて欲しいと思います。
トリハル:今、僕は、奥さんとの関係がすごく良いんですけど、これから時間が経っていくことで関係性は少しずつは変わっていくと思うんですよ。
なので今、描いているマンガの感じは、後で見るとまた違った感じで面白いと思うんですよね。
―デジタルで記録を残せるようになった分、その時の記憶を後で見返しやすくなっていますね。
トリハル:ブログに文章の日記に書くみたいに、マンガが描けたら面白いかなぁと思っているんです。
今は、なるべく早く更新できる方法を模索してます。あと写真を入れてリアルタイム感をいれてみたりとか。
―そういうことがやりやすい環境になってきていますしね。
トリハル:なるべく手順を簡単にして、ツイートするくらいの感覚でマンガが描けたらいいんですけど。「出来るだけキレイな走り描き」が目標です。
―サインをもらう時に、すみっこに何か描いてもらうような感じでしょうか。
トリハル:文章とは違った面白さがあると思いますし、スピード感や手法は、今までの経験の見せ所かなと。あとは、アフェリエイトで小銭を(笑)
イラストレーターときどき漫画家。2000年よりフリーランスとして活動。
キャラクターイラストやちょっとした漫画を得意としています。あみぐるみも作ります。