文藝春秋 2012年 03月号 [雑誌]
文藝春秋発売の時に、駅の売店などに貼られる朱色の筆書き宣伝が好きだ。
これだけハイテクが進んだ時代にアナクロをあえて狙うとかでは無さそうな、堂々とした
存在感が、とにかくたまらない。
2月10日(金)2012-02-10
芥川賞受賞作品が掲載されている文藝春秋が発売になったので、ルーエまで買いに行った。
ハードカバーでそれぞれ既に書店には並んでいるのだけど、文藝春秋1冊の方がはるかに安いのでお得だ。選考委員の選評もあるし。
さらに言ってしまえば候補作はすでに文芸誌に掲載されたものだったりする。つまり本屋さんにその話が置かれるのはこれで3回目ということ。
去年はFC東京のJ2開幕戦の日に、少し早めに味スタに行って、なんだかソワソワしている空気を楽しみながら読んだのを覚えている。その後で震災が起きた。
文学とか文芸とか、なんだか高尚な感じがするし、高尚であった方が得な人もいるのだと思うけれど、実際には少年ジャンプなんかとあんまり変わらないんじゃないかなぁと思っている。内容だったり表現の形式だったり、それこそ「芸術」という部分での線引きは色々とあると思うのだけど、対象を多くの人々としているものとして、受け取る側が身構える必要なんか全然無いと思う。
ちなみに、選考で使われる料亭の食べログは結構前からチェックしているのだけど、ずっと1件しか記述が無い。もちろん気軽にいけるようなお店では無いのだろうけれど、それにしたってあんまりだなぁって思う。
関連ランキング:懐石・会席料理 | 築地市場駅、築地駅、東銀座駅
いつか行ってみたいお店の一つ。話のネタになるだろうし。