5月8日(水)2013-05-08
KEYUCAが入っていた建物にFrancFrancが入った。
バウスに「ぼっちゃん」を観に行く。水曜日なので1000円で、さらにおまけの15分の特別上映もあった。
自由を求めた結果、規範的かつ抑圧的な社会が壊れ、自分の欲望に対する抑圧と肯定のバランスを誰もが取れなくなり、それに悩み足掻く姿を描いた、年齢が高めの青春映画。
秋葉原の事件をベースにしているが、なぜそうなってしまったのかを紐解くと現代の普遍的な問題に行き着く。
父性がごっそり抜け落ちた村上龍の小説みたいだなぁと思ったし、田村愛の欲望の肯定に救いがあることからも、今の社会は母性を中心に回っているのかも知れない。
小泉今日子のコメントが胸に響く。
音楽は朝のNHKの連ドラもやっている大友良英さん。朝はあまちゃん、夜はぼっちゃん。