9月30日(金)2016-09-30

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今日で9月も終わり。8月9月はとにかく時間が虫食いで気持ちに余裕がまったくなくて実質ただ生きていただけくらいな状態だった。そういうこともあるけれど端的にいってちょっと勿体なかった。
それでもこうやって少しずつ日常を取り戻して井の頭公園をフラフラしたり、いせやで焼き鳥2本ばかり焼いてもらって食べながら歩いたりできるわけで、結果オーライにした方がきっと幸せなのだろう。

ここ数ヶ月の経験からちょっとだけ分かった気になったことは、バブルが弾けちゃた影響なのだろうけれど90年台以降はとにかく失敗をしないことが最優先で、大クラッシュどころかちょっと擦った程度の事故でさえ起こしてはいけないという空気が圧倒的になってしまって、今現在まできたのでは無いかということ。なのでそこで育った世代は失敗することそのものが恐怖だしあり得ないわけで、どんどんその傾向は強まってしまう。冒険や蛮勇と言われてしまうような失敗して当然なチャレンジをわざわざする人はいないし、それを支援する人も、失敗した後のフォローをする人もいない。簡単に言えばそれはあってはならないことになってしまった。
そういう背景を理解すると週刊少年ジャンプの漫画が延々終わらなかったり、その頃の作品が名作としていつまでも重宝されたりしているのも分かるような気がする。そして吉祥寺はそういう傾向にうまく乗っかれる条件を持っていて、携帯電話がなかった頃の待ち合わせの話に驚く若者のネタじゃないけれど、そういう説明全くなしに外の掲示板にXYZと書いてあるカフェが繁盛している不思議な街だ。

ここまで単純な思い込みの書きなぐり。