11月5日(土) 武蔵野シティFCのホーム最終戦2016-11-05

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横河のホーム最終戦を見に行く。記事のタイトルだけは正式名称でと思ったけれど一年経たずに横河に戻ってしまったくらいには自分の中でしっくりこなかった。反対じゃないし変更した理由も納得できるけれど、横河は横河だ。近鉄裏みたいなものだ。相手はヴェルスパ大分。少し前までHOYO大分。下部リーグになるとチーム名変更もそんなに珍しくない。

結果は4-2で勝ち。試合終了直前で追いつかれて、いつもどおりかーと思ったらそこから2点入った。相手が体格の割に走力がなかったので、前線に長く蹴って最終ラインと駆けっこでフィニッシュまで行けた。最後まで勝負して勝った試合を見るのは久しぶりだ。

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試合後にいい気分でピッチまでおりる。芝の上を歩いたり選手にサインを貰ったりボールを蹴ったり。友人の知人家族が見に来ていて、お子さんが選手の名前も知らないのに嬉しそうにタオルにサインを貰っていた。いい試合を見た後だから一気にファンになっても不思議じゃない。

今年はJリーグを目指すということでそれなりに注目もされたけれど、蓋を開けたらいつもの横河だった。ホームの平均動員は2000人が目安ということだけど最終戦は900人弱の入り。スタジアムの設備が理由でJ3ライセンスもおりなかったようだ。
首都の東京でさえ、オリンピックを契機に「レガシー」とか分かったような言葉を使って要は新しい施設を作らないとな状況だ。国立競技場を建て直す時に資材を置くからということで神宮球場を使うとプロ野球の日程が崩れたり、秩父宮を壊して味スタを使うことで玉突きでラグビーワールドカップ期間中のJリーグの日程を調整しないとだったり、国内トップレベルのプロスポーツでさえ施設の余裕がちっともないことを考えると、基準のハードルを下げるべきだと思う。
そりゃあ、もっとスポーツに関心があり無くてはならないものという認識で税金が使われることを積極的に受け入れる、なんてところまでいければ志として施設設備を良くしましょうよ、というのは大事なのだろうけれど、現実それは無理でしょう。

とはいえこれからも武蔵野陸上のスタンドでじれったいサッカーにのけぞったりため息ついたり、たまに大喜びしたりできることは、とても楽しみだ。来年の後援会手続きして帰ろうと思ったのだけど、ピッチからそのまま出てしまったのですっかり忘れていた。後援会の数も何かしら大事なんだとしたら早めに入っておこう。