リツイートは割と悪魔の発明だったかも知れない2018-09-29

Twitterはサービスが始まって10年以上経っているWEBサービス。Twitterにあやかって子供にツイッターと名前をつけてしまったならばその子はもうすぐ中学生くらいになる。
WEBサービスはユーザーが増えるに従って色んな機能がどんどん追加されていて、次はツイートの編集機能がつくみたいなことをずっとずっと言われていたりする。個人的にはきっとつかないと思うけど。

今では当たり前の機能になったリツートも、以前はそんな機能がなく、誰かのツイートを”RT”の後に丸々コピペしてツイートしていた。良く言えばシンプル、実際は原始的な作業。2010年に公式な機能として追加されるまではそんなのんびりした感じだった。

リツイート機能を公開しました
https://web.archive.org/web/20110517071647/http://blog.jp.twitter.com/2010/01/blog-post_8440.html

今そこまで戻るときっとリツイートは減ることは簡単に予想できる。
単純にめんどうくさい。

逆に言えばリツイート機能はすごく便利で、自分の意見を書かなくても、ほぼ1回のクリックでツイートしたような気持ちになれる。以前のコピペでやってたRTなら、”R”を打ち込む手間でリツイート出来てしまう。とても少ない手間で参加した気持ちになる。それを逆手にとったリツイートしてもらうことで宣伝効果を狙うプロモーションも沢山ある。拡散希望というヤツ。

参考にしたいTwitterキャンペーン成功事例5選|リツイート編
https://www.infact1.co.jp/staff_blog/webmarketing/25362/

事例は山ほどあるし今も増え続けている。

ふと思いついたマジどうでも良いことを書き捨てることよりも、話題になっていること、話題にされたいことをリツイートした方が何かしら仲間外れじゃない、ツイッターをやってる気分になりやすいのかも知れない。ツイッターをやっている意味があると感じちゃうのかも。

311の後くらいからツイッターは社会問題や政治の話が増えて、ツイートだけならともかくリツイートも増えてしまって、いまさら昔の長閑なツイッターが懐かしいなんてツイートのリツイートを目にしたりする。それさえもリツイートかよ。

人間社会では同じ前提や認識を持つことでそこに存在できることを確認している面があって、その確認のためにツイッターが使われだしたことが、きっと何かしら大きな変化が起きたんじゃないかと思う。