12月18日(日) 年末が近づく2016-12-18

クリスマスや年末の近づいた日曜日の吉祥寺でもちょっと道や場所を変えると人がすくなくて快適だ。今日は日向が暖かい。

キラリナの屋上も相変わらずで、冬の枯れた芝を眺めて一息つける。

夜、テレビでクラブワールドカップの決勝。
今まで日本のサッカーは世界から学ぶ、どうやって追いつくか、という姿勢で「簡単に飛び込むとかわされるから距離をとって守る」「フィジカルやテクニックで勝てないから数的有利を作る」みたいな、対等でないところからのスタートだった。気づけばそういう時代は終わりで「国や人種が違うから細かい部分で違いはあるけど概ね対等」な状態になったんだなあとしみじみ思う。国際経験が無いから、世界を知っているから、みたいなのだってどうでもいい、日本でだってやればできるところまで来ている、あとはこれからどうするか。そういう意味ですごくワクワクした。

今年はゲスの極み乙女。が駄目になって「音楽はテレビを中心とした芸能の一部」みたいな切ない状況があったわけで、そう思うと明石家さんまとジャニーズを引っ張り出してても、それがどうでも良くなるサッカーという文化はたくましいなあと感じた。明石家さんまがいくらレアルマドリードの選手に失礼なことをしても、テレビ局は次にレアルマドリードと仕事をする機会より、圧倒的にさんまと仕事をすることが多い。そうなると局所的にサッカーよりもサッカー芸人の方が大事になる。だけど、そういうことさえ別にどうでも良いと感じられるサッカーの気持ちを揺さぶる力が頼もしかった。