吉祥寺ブログがあんまり紹介しない吉祥寺の景色2023-01-30


吉祥寺ブログってのはたいていはグルメだとかニューオープンのお店とかイベントとか、簡単に言えば商業に結びついているものが殆どなわけです。それが悪いってことじゃないし都会の街を紹介するってなると大抵そうなるのは当然のことでもあります。
その一方で、吉祥寺ってわりと散歩に向いてるんですよ。そういうブログとかSNS見たりして来るヨソモノが大勢いるわけで、フラフラ歩いている知らない人が大勢いるし寛容なんですよ。よっぽど住宅街じゃなければ。本町の住宅街とか。お金一円も使わなくてもそこそこ楽しめるんです。
そういう意味でちょっとした風景とか、もっと色々なところが紹介すると良いんじゃねえかなって思うことがある。空広いし。

JFLというはっきりしない存在2023-01-20


1993年にJリーグというサッカーのプロリーグができて、プロでサッカーできるのか?大丈夫か?なんて意味での注目も集まった。
その影でプロが出来たわけだけどアマチュアってどうなの?どうなるの?という話も実はあって、プロリーグが色々ありつつも現在まで続いていて成功に近い状態になっているところもそこそこあるし、現状維持なんとかできているところも少なくないのと同じように、アマチュアのチームも色々ある。
プロに行かない宣言をしたことで多くの選手をJリーグに供給した本田技研は今でもJFLの強豪で天皇杯だとJリーグのチームに勝ってもジャイアントキリングと言えるのかどうか分からなかったり、そういう状況さえ知らないJリーグのサポーターにとって謎の存在だったりする。

今のJFLはJリーグが出来る前のリーグが無くなって、新しく1999年からスタートしたリーグでスタート時に参加した9チームは
・横浜FC→J1
・本田技研→ずっとJFL
・水戸ホーリーホック→J2
・デンソー→FC刈谷で東海社会人リーグ
・ソニー仙台→ずっとJFL
・大塚→徳島ヴォルティスでJ2
・ジャトコ→…
・横河電機→ずっとJFL
・国士舘大学→…
という状況。
3チームがJリーグに行って、3チームがJFLからいなくなって、3チームずっとJFLだ。1チームはチーム名がちょいちょい変わっててJリーグ目指すとか言ってたりしたけど。

で2023シーズンからJ3からJFLに行くチームが出るらしい。どっちかというとプロリーグ側の理屈としてそうなったっぽい。
プロチーム様がいらっしゃるという感じではないし、JFLもなんかプロなんだかアマなんだか分かんなかったりする。現在進行系で給与不払いで裁判とかやってるところもある。

プロかアマかの違いが給与があるかどうかでいえばJFLでカズがバイトしてたかって話だったりするし、J3も要件としてプロ契約の選手が数名いればOKという、実情としては予算があればプロが多く雇えそうなのはJ3もJFLもあんまり変わんなくないですか?みたいな感じになってる。
きっと大きく違うのはクラブの法人としてのガバナンスやコンプライアンス。まぁパワハラはどこにもあるけど。Jリーグ行きたいばっかりに入場者数ごまかしたりしちゃったりするクラブもあった。J3でもちゃんと入場数数えるの頑張ってほしい。J3にカズいないけど。

という意味で、JFLって今、いろんな意味でアマチュアの最高峰という位置づけだけど、社会人ってやっぱ色々じゃん?きれいな世の中なわけないじゃん?スポーツの世界的な祭典、あとになってすげえ逮捕者出たじゃん?みたいな視点で見て丁度良いんじゃないかなって思ったりする。

写真の酒屋さんはちゃんとバイト代出してくれてるとは思うけど。

都が管理しているとはいえ植物が沢山ある井の頭公園2023-01-10


自然とは何か?みたいな問いを煮詰めていくと公園の樹木なんて所詮管理されたもの、みたいな風に思えてしまうかも知れない。一方で少し前までの里山という人間が手を入れた自然は人間と自然の共生の証みたいな説明もあったりして、それと公園の違いってなんだろう?管理組織?コンクリート使ってること?電気使ってること?みたいな細かいことを思うのは、それはそれでウザったいなあと自分でも思う。

そういう色々なことはあるにせよ、現実的な物量として井の頭公園には樹木が沢山あって放っておけば伸びたり枯れたり倒れたり色んなものが落ちてきたりする。それを管理している人たちがいて、それは予算があった上での作業だったり、作業申請書だとか完了報告書だったりとかあった上で実施されたりしているんだろうけど、やっていることは枝を切り落としたり集めたりする作業で、自分の住んでいるところのすぐ近くで林業っぽいことが行われているんだなって思ったりする。本当にちょっとした作業でしか無いんだろうけど、確実に存在する身近な林業。


この景色も、これはこれで面白い。なんだか暖かそうだ。

渋谷駅は地味に東南に移動している2023-01-06


新年一発目の客先作業での午前中から外出。
銀座線のところなので吉祥寺から井の頭線で渋谷に向かう。井の頭線の山家の方の改札(西口)に出て、東急フードショーでちょっとしたお年始を買って銀座線ホームに向かったんだけど、井の頭線って渋谷駅の西側の端っこなんだなあってことを痛感した。前より随分遠くなった印象。東急プラザのところからスクランブルスクエアに入って銀座線なんだけど、今はもうこっちが渋谷駅だって感覚。スクランブルスクエアとか言うけどスクランブル交差点の反対側だもの。ハチ公口からの感覚でいうと「あっち側」がすげえ繁華街っぽくなってる。ハチ公口が廃れたわけじゃなくて再開発した方がそれを大きく上回って新しくて綺麗で賑わってる雰囲気がある。

ハロウィンでサッカーワールドカップでスクランブル交差点が大変なんてニュースでまだまだ繁華街な感じがあるし一種の名所にはなっているんだけど、今の渋谷駅の風景って明らかに変わってきているわけで、過渡期なんだろうけど、記号としての渋谷がスクランブルスクエアやストリームの風景になるのは、もうすぐなのかも知れない。渋谷駅のスクランブル集合で場所を間違えるエピソードがあるあるになる日もきっと近い。