タカキューが本当に閉店した2019-08-27


タカキューが閉店して空っぽになった。20世紀からずっとあったので慣れるまで少し変だ。殆ど行ったことは無かったけれど。
学生の頃、タカキューに行くと店員さんに上から下までコーディネートと称して買わせられるという話があって、自分もパンツだけ見に行ったらシャツもソックスもみたいな風になりそうになったことがあった。言われるまま買えばそれなりに無難に揃えられるという点では楽だったのだけど、変になっても自分で良いなって思ったものを買いたい気持ちがあって敬遠していた。そのままずっと現在まで来てる。きっと最近はそういうやり方じゃなかったんでは無いかと思う。昔はライバルの洋服屋さんが沢山ある中での生き残り戦略みたいなものもあったのだろうけど、今はユニクロで買うのが普通な人に如何にして来店してもらうかみたいな考え方になったんだろうと推測する。ファッションが自分を表現する手段、他人と違いを生むものだった時代は確かにあって、今でもその感覚が残っている人はいるんだろうけど、多くの人がそういうのはもうどうでも良いみたいな空気の中にいるというのを寂しいと思うのか、別のところにそれがシフトしたんだって思うのか、そういうのは時間が経って振り返ると分かるのかも知れない。

そういうのを調査資料なんかを調べて持ってきて並べるとそれ風なブログになるのだろうけど、肌感覚の書きなぐりで終わり。