2023年の音楽2023-12-31
10年目。
2022年 2021年 2020年 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年
今年は全然聴かなかった気がする。理由は色々あるけど、そんな気分じゃなかったというのが多いとなると、それはそれでどうなんだろうと思う。
知り合いに誘われて久しぶりにライブハウスに行ったら客入れでDJしてるはずの知り合いがノリノリでカラオケやってて唖然として帰ってしまった。PAにもあとで文句言われたらしい。そんな感じの一年だった。
Kroi – Hyper
Balmy Lifeの人たちがアニソンやってた。もう伝統芸になりつつあるミクスチャーロックそのもの。今アニメは結構な商売になる領域で、その分いろんなフックアップをやっているんだろうけど、90年代のタイアップブームとは違った感触がある。これでアニソンでも良いんだ、みたいな。
Ado – オールナイトレディオ
ラジオイベントの曲。シティポップみたいなことも出来るんですね、というかシティポップこそ歌える人がやってた分野なイメージあるので、今までそういうのがなかったことが今風なのかも知れないと思った。ソウルフルなヴォーカルなんて紹介で出てこなかった人なんだなあという感想。
tofubeats – メロディ feat.蒔田彩珠 & 髙石あかり
メジャーデビュー10周年というtofubeats。10年ですか、すげえな、という感想。特に本人が音楽番組に出てパフォーマンスするようなタイプじゃないけどテレビドラマのクレジットなどで目にすることも少なくない。これもNHKのよるドラの曲。ずっと音楽で食えていける人でいてください。
宇佐蔵べにと宵待 – 夜明け前
宵待はtofubeatsと同じ神戸の人たち。ジャケットも神戸のイラストレーター伊東ユウスケ。伊東くんだ!って思ったら宵待で驚いた。
Nagakumo – 日曜前夜
フリッパーズ・ギターみたいな曲をやるということで界隈で有名になったバンド。この曲も端々にそんなテイストがあるけれど、それは90年代リバイバルなのか?先祖返りなのか?という話。グッドミュージックには変わりないし、そういう蓄積があった上での味わいであるなら、シティポップをAdoが歌うように素晴らしいことだ。
Cornelius – QUANTUM GHOSTS
生きて音楽を続けられてよかったCornelius。META FIVEが残念なことになったけれど、あのグループを踏まえた現在だと思うと、砂原良徳の影響があるのかなあなんて考える。フリッパーズ・ギターが電気グルーヴに影響うけてるなんて。もとから内省的な面があったけれど色々を通過した上での音だと思うと一音一音がありがたい。
Penguin Cafe – In Re Budd
たぶん一番聴いた。アコースティックミニマル。父親のPenguin Cafe Orchestra時代に言われた「家具の音楽」としての機能が発揮されていて、外は猛暑で外出することを考えるだけでクラクラするのを和らげてくれた。映像は知らないで見るとMAN WITH A MISSIONのペンギン版みたいだ。ライブは被り物をしないことが殆ど。
Sababa 5 – Eilat 22
イスラエルのバンド。中近東の音楽を掘っていて見つけた。過去に日本人とコラボしたこともある。情勢がこんなことになってしまい誰も彼もイスラエルだってことで、と考えてしまうのを踏みとどまるには解像度が間に合わないことも多い。彼らの音楽はトラディショナルな音楽とファンクの融合で、どこか懐かしいなんて言葉が似合うもので、これでイスラエルを分かった気にならないまでも、音楽そのものは聴いて感想が言える。
CHO CO PA – 15 Eunomia
細野晴臣の孫のバンド。という触れ込みだけど高橋幸宏みたいな印象的なドラムから入る曲。ミクスチャーロックが伝統芸みたいになった今は、こういう楽器演奏の楽しさに溢れた音楽が成立できるようになったのかもなあなんて思う。
world’s end girlfriend – Ave Maria (short edit)
日本の宝なおっかないアーティスト。サブスク全盛期にCD3枚組LPは4枚組なんてフィジカルだけでアルバムを出した。2022年には映画館で真っ暗闇の中でアルバムをかけるイベントをやった。サブスクはこれだけしかない。6分でshort editというのがポイント。サブスク向きじゃないのは分かるけど、そういう話じゃないだろうというのも分かる。存在が本当に怖い。
2024年はもっと音楽を聴こうという気分になれるといいなあ。
メンチカツで有名なサトウで年末の贅沢2023-12-29
メンチカツで有名なサトウで精肉の半額セールだったので奮発してみた。
毎月29日にやっていて、12月は月曜日くらいからやっていた。前は大晦日だけやっていた。お正月にかなりまとめて休むので在庫一掃なんだと思っている。
庶民なので正直なところ牛肉の値段なんてそんなに分かってない。金額が高いの高い肉というのは分かるけどそれは値札があってのこと。
楽天やアマゾンなんかのセールで、その時だけ元値を高くして割引率が高くなっても赤字にならないようにしてる話みたいなことは、きっと無いと思う。それなりに普段からショーケース眺めているし。むしろチャーシューや豚串を売ってるけど、精肉では豚肉見ない気がするのが気になる。
お店の人が笑顔でめっちゃ美味いよ!って言ってたし、それを信頼して味わおう。
買い物帰りにいせやの人がチャーシューが山になったケースを自転車の後ろにのせて走って行くのを見た。サトウはメンチカツだけじゃないし、いせやも焼き鳥だけじゃない。
色々あるけどごちそうが沢山あるのは気分が良い。
2023年の吉祥寺2023-12-25
市長選挙が終わる。自民党系の市長に戻ったのが18年ぶりというのが正直よくわからない。
長く辛かったとか、つかの間の幸せだったとか、そういうのは無いのだけど、土屋さんが国政に出たのはそんな前だったっけ?という感覚。当時生まれた子供が高校生で受験を控えてるとか、歳をとると時間の感覚がおかしくなる。
例の駐車場だったところを売ってしまった問題はどうなるのだろうか。買い戻すわけにも行かないだろうし。裁判やってたんだっけ?
裏の銭湯も無くなった。もちろん煙突もなくなった。
2023年は吉祥寺から銭湯が無くなった年だ。
サウナはスタートした。もともとパチンコ屋があった場所。しばらく空いていたけど、それがどのくらいの期間だったかも分からない。
葡萄屋はスニーカーの店になり、シャポールージュはやってるかどうか分からない場所になり、ラトリエ・デュ・グーは移転する。芙葉亭は紅茶屋になった。変わらないところもあるけど、長く続くところは少しずつ減っていく。当たり前といえば当たり前の話。18年続くとか、それはそれで結構すごいことだ。
井の頭公園は都の管理2023-12-21
井の頭公園のボート乗り場がリニューアルして再開を待つばかりなんだけど、屋根にオブジェみたいに鳥が立っていた。
工事期間中は池にボートが来なかったからここ半年くらいの池は鳥にとって安全な場所だった。鳥の感覚としてはどのくらいの長さだったのだろうか。
今年、井の頭公園はジブリのところの西園のトラックと芝生を工事して、井の頭池ではボート乗り場が工事した。